BEATLESS

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こんばんは。

今回は前回の記事で告知?したように、BEATLESSについて書いていこうかなと思います。2018年1月12日からアニメが放送していますね。個人的に大好きな作品なので、かなり長々とした記事になりますがお付き合いください(笑)

 

BEATLESS

僕がBEATLESSを手に取ったのは、確か2013年の10月頃だったのかな?もう4年も前ですね。もともとギルティクラウンが大好きで、それがきっかけでredjuiceさんにハマり、どうやらBEATLESSという本の表紙を担当されているらしい・・・という理由で手に取ったってな感じです。地元の書店を何軒か探し回ったけど置いてなくて、池袋のジュンク堂で買った気がします(笑)原作の単行本はそれはもう分厚くて、上下段書きの649ページ・・・いま考えると当時そんなにSFを読んだことも無かったのに、よく読み切ったなって思います。

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 もともとBEATLESSは月刊NewTypeで2011年の7月から連載が14回にわたって行われ、2012年の10月に単行本化した作品なんですね。原作者はSF作家の長谷敏司さんで『My Humanity』という作品がSF大賞にもなったすごい作家さんです。BEATLESSもその前年度にノミネートされてました。連載開始からアニメ化するまで6年半・・・僕でも4年待ったわけですから、いやー本当に祝!アニメ化!おめでとうございます!!

 

っと、ここまでBEATLESSは原作は小説でそれが今回アニメ化になった流れを書いてきましたが、BEATLESSには『BEATLESS』になる前の“原型”が存在します。その名は・・・

『Project LACIA』

redjuiceさんのインタビューでレイシアのキャラクターデザインは2009年頃から存在したと言っていました。当時には、あの『攻殻機動隊』の原作者 士郎正宗氏も携わっていたとか。士郎さんが関わったとなるとバリバリのハードSFって感じがありますよね。

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そして2010年のコミックマーケット80で販売されたredjuiceさんの同人誌『SQUAD』はレイシア級hiE Type-005 メトーデが表紙を飾ってます。

まとめると、BEATLESSは原作が小説となっていますが、Project LACIAとして企画やキャラデザは2009年からredjuiceさんが主導で存在していて、それを基に長谷先生が小説を書いたという経緯があるのです。上でアニメ化に至るまで6年半と書きましたが、企画段階から考えると約9年ですか・・・いやぁ作品というのは何が起こるか分からないですね。

ちなみにレイシアとギルティクラウン楪いのりそっくりですが、ギルティクラウンの放送が2011年10月、企画が2010初頭だったような気がするので、もしかしたらレイシアの方が先にデザインされていたかもしれません。

 

最初にも書きましたが僕がBEATLESSを買ったのが2013年の10月頃、個人的に最高なタイミングでBEATLESSに動きがあり、2013年の冬のコミックマーケット85でredjuiceさんの同人誌『INSIDE BEATLESSが販売さました。

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表紙は、レイシア級hiE Type-001 紅霞の量産型機ですね。『INSIDE BEATLESS』は本編での設定や印象深い台詞、redjuiceさんのイラストを交えながら登場キャラクターが紹介されている画集で、BEATLESSをまだ読んでいない人にとっては作品への導入として、読んだ人へはBEATLESSの集大成となるような内容です。

 

そして年末のコミケから半年後の2014年6月26日にBEATLESS "Tool for the Outsourcers"』が発売されました。

BEATLESS

BEATLESS "Tool for the Outsourcers"

 

これは上記の『INSIDE BEATLESS』にオリジナル楽曲CDとアニメーションイラストブックレットが付いたいわば『INSIDE BEATLESS』の完全版みたいなものです。オリジナル楽曲CDと書きましたが、これはkz (livetune) さんがプロデュースする、全曲書き下ろし楽曲のコンピレーションイメージアルバムCD『BEATLESS-Give Me the Best-』が付属しています。その中には、現在は解散してしまった。ニルギリスデッドマンワンダーランドのアニメのEDなど担当)の楽曲が収録されています。全6曲どれもバリバリのEDMで最高にかっこいい感じです。

redjuice×kz(livetune)としては、2009年のlivetuneの『Re:Package』と『Re:MIKUS』コラボが最初ですが、BEATLESS "Tool for the Outsourcers"では5年以来のコラボ、今回のアニメでも、kzさんは劇中音楽、それからアニメのEDになっているClariSの『PRIMALove』をプロデュース、『PRIMALove』のジャケットをredjuiceさんが描いているので、もうおなじみのお二方って感じですね。

しかもClariSは、ClariSとしてメジャーデビューする前、アリス☆クララとして活動していた時代にリスアニ!に付属したCDがありました。それが『DROP』と『君の夢を見よう』です。実はこの2曲も楽曲をkzさん、イラストをredjuiceさんが担当しているんです。今回の『PRIMALove』はClariSにとって原点回帰となるような作品になったのではないかと勝手に思ってます。BEATLESSの主題歌が決まって、「EGOISTに歌って欲しかった」という意見が多く見られましたが・・・これは納得の采配ではないでしょうか?OPのGARNiDELiAはそういう背景みたいなのは無いですが、同じSACRA MUSICですからね。しかもBEATLESSは2クールなので・・・まだ可能性はある・・・(笑)

もう一つ、BEATLESS "Tool for the Outsourcers"にはアニメーションイラストブックレットが付きました。「ん?なんで2014年発売のものにアニメーションイラストが存在してるの?アニメ化が決まったのってつい最近でしょ?」と思った方(読者もそんないないのに問いかけ方式にしてるのは目を瞑ってほしいww)実は今回のアニメ化の前に、一度アニメーションイラストが世に出ているんですよ・・・それがこちら。

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いやー今のアニメと全然違う・・・めちゃくちゃ大人っぽい。そして圧倒的ギルティクラウン感・・・それもそのはずこのアニメーションイラストを担当したのは、進撃の巨人甲鉄城のカバネリでおなじみWITSTUDIOなんですね。ギルティクラウンの製作はProduction I.G 6課ですが、実はWITSTUDIOはそのProduction I.G 6課が独立した製作会社なんです。やっぱりね、個人的な意見になりますが、これが存在するのを知っていたら当然WITSTUDIOが製作すると思うじゃないですか・・・それがディオメディアって聞いたときは驚きました・・・キャラもあんな可愛くなっちゃうし・・もっとスタイリッシュなSFっぽい感じが良かったなって思います。

BEATLESS "Tool for the Outsourcers"の発売を記念して、渋谷の2.5Dというライブハウス?みたいなところで、BEATLESS×2.5D “LIVE for the Outsourcers”と題したイベントもありました。redjuiceさん、kzさん、長谷先生、あとデザインを手がけた、草野デザイン事務所の草野剛さんも登壇してトークショーや、redjuiceさんのライブペイント、kzさんやニルギリスのライブパフォーマンスもありました。僕も行きましたがあの時もらった直筆サインは今でも宝物ですね。そのあとに、なんか凄い形をした船でDJイベントもやっていたような気がしますが、あれには残念ながら行きませんでした。

 

あとBEATLESS関連といえば、ファミ通コミッククリアで連載している『天動のシンギュラリティ』という漫画がありますね。BEATLESSと世界観は同じでBEATLESSで登場するhiEも出てきます。自分も単行本2巻まで持ってるんですが、今現在、既刊は5巻だったと思います。続き買わなくちゃ(笑)

 

2017年10月にアニメ化が決定し、年末行われた、コミックマーケット93ではアニメ化に伴い、BEATLESS “Arm for the Outsourcers”』が販売されました。

BEATLESS “Arm for the Outsourcers”

BEATLESS “Arm for the Outsourcers”

 

 『BEATLESS “Arm for the Outsourcers”』に付属しているブックレットはBEATLESSの連載が決まった2011年12月頃にグッドスマイルカンパニーから発売した『Introduction BEATLESS set』というレイシアのフィギュアについてくるブックレットを再録したものです。いまではプレミアがついて値段が高騰している状態だったので、これは自分にとって嬉しい知らせでした。そのほかにもアニメ劇中で使用される劇伴が収録されたCDや新アニメーションブックレットが付いていたりと今のBEATLESSが分かる一冊だったと思います。

 

と、ここまで長ったらしく書いてきましたが、この記事は一体誰のために書いているのかよくわからん感じになりました(笑)まぁ全部自己満なんですけどね(笑)自分がBEATLESSと出会った経緯やアニメ化に至るまでBEATLESSはこんな軌跡だったという事を書いてみました。この記事を読んでBEATLESSにより一層興味を持ってくれたら幸いです。関連商品も是非手に取ってみてください!

それではまた。